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 「何らかの軽いうつだったと思う」。ミシェル・オバマ前米大統領夫人が5日に公開した音声番組ポッドキャストでそう明かした。新型コロナウイルスの感染拡大で生活が制限されたことに加え、白人警官が黒人男性ジョージ・フロイドさんを死なせた5月の事件などで「どうしようもなく気分が落ち込んだ」という。

 ミシェル氏によると、夜中に心配になったり、重苦しくなったりして目が覚めることもあった。普段は朝起きると運動するが、1週間ほど気力がわかず、無理をしないようにしたという。ミシェル氏は「(コロナによる)自主隔離だけでなく、人種的な闘争もあった。来る日も来る日もこの(トランプ)政権の偽善ぶりを見るだけで、気がふさいだ」と語った。

 ミシェル氏は6日、「番組を聴いた多くの人が心配してくれたけど、私は大丈夫。心配しないで」とインスタグラムに書き込んだ。ミシェル氏は7月末にポッドキャスト番組を始め、2回目となる今回は人種間の不平等などをテーマに対談した。配信サービス大手スポティファイで聴くことが出来る。(ニューヨーク=鵜飼啓)