【動画】ブラジル・アマゾンの中心都市マナウスの市内ツアーを、オンラインで「体感」
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 新型コロナウイルスの直撃を受ける旅行業界が「オンラインツアー」に活路を見いだそうとしている。旅先と参加者をオンラインでつなげ、現地の様子を「体感」してもらう内容だ。自由な移動が制限されたコロナ禍の世界で、新たな旅の形となれるのか。ブラジル・アマゾンの中心都市マナウスの市内ツアーに、旅好きの記者(30)が東京から参加した。

 日本時間の7月17日午後9時、50組以上の参加者がオンライン会議システム「Zoom(ズーム)」上に「集合」した。マナウスは同日午前8時。「本日はよく晴れ渡り、気温25度、湿度75%ほどです」。現地の旅行会社ATSツールの島準さん(52)が街の歴史や名所について説明し、一行はツアーへと「出発」した。

 最初に映し出されたのは港の桟橋からの光景だ。青い空の下に停泊する漁船や客船、漁師や買い物客の姿が目に入り、客引きの明るいかけ声が聞こえてくる。「みんなこの港で魚を売り買いします。腐らないようたたき売りしているので、市場よりも安いですよ」。子どもの頃にブラジルに移住した現地ガイドの大塚喜吉(きよし)さん(68)が画面越しに説明してくれた。

拡大する写真・図版ブラジル・マナウスの市場でオンラインツアーのリハーサルをするガイドの大塚喜吉さん=2020年7月16日、島準さん提供

 参加者はチャット機能で「値段は?」などと質問ができる。「ここで男性2人組にもみくちゃにされて、携帯を盗まれた」との体験談を寄せた人もいた。

 続いて近くのマナウス・モデルナ市場へ。中に入ると、色とりどりの野菜や果物、薬草、顔より大きいナッツの殻などが並ぶ。「日本人が来るまで、野菜はニガウリなどしかなかった。私たちが日本から種を持ち込み、多くの野菜を育て何年もかけて広めたんです」。大塚さんはそんな歴史も教えてくれた。

 行き交う客とすれ違いながら場…

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