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 札幌市の繁華街・ススキノ地区の接待を伴う飲食店で新型コロナウイルスの感染が広がっている問題で、感染者が出るなどした店舗名を記した同市の内部資料のリストが外部に流出していたことが7日、市への取材で明らかになった。

 リストには、従業員や客の感染が確認された店や系列店の店名や住所、「キャバクラ」「スナック」といった業態などが記載されている。「注意レベル」の段階をハートマークの数によって分けて表記している。

 札幌市幹部によると、ススキノ地区の接待を伴う飲食店の客や従業員らから、市の相談窓口に感染に関する相談があった際に、店名を照合してPCR検査を受けることを促せるように用意したリストだという。市が流出した経緯などを調べている。

 ススキノ地区の接待を伴う飲食店では6日時点で27店舗で51人の感染が確認され、うち2店舗ではクラスター(感染者集団)が発生している。ただ、札幌市は店名について、同意が得られていないとして公表していない。(芳垣文子)