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 うがい薬がインターネット上で高額転売されているなどとして、衛藤晟一・消費者担当相は7日の閣議後会見で、医薬品に該当するうがい薬を許可なく売るのは違法であることを強調するとともに、買い占めを控えるよう呼びかけた。

 うがい薬を巡っては、大阪府が4日、新型コロナウイルスの感染者がポビドンヨードを含むうがい薬を使うと唾液(だえき)検査で陽性となる割合が減ったと発表し、吉村洋文知事がうがいの励行を求めた。

 これについて衛藤氏は「現時点では、重症化予防効果は実証されていない」と指摘。一方で、ドラッグストアでうがい薬が品薄状態になったり、ネット上で高値で転売されたりしていることを確認したという。

 ポビドンヨードを含むうがい薬は医薬品に分類されているため、衛藤氏は無許可での販売は「医薬品医療機器法(薬機法)上禁止されている」と強調。フリマアプリなどの運営事業者に対しても、違法な転売を取り下げるなどの対応を求めた。

 消費者に対しても「生活に必要な物資が必要な方に安定的に供給されることは重要。不要な買い占めは控え、冷静な行動をお願いしたい」と呼びかけた。(伊藤舞虹)