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大学応援団は今⑥

 新型コロナウイルスの影響で中止が相次ぐ学生スポーツ。選手とは別に、晴れの舞台を失ったのが大学応援団だ。応援団は多くの場合、リーダーとチアリーダー、吹奏楽の三位一体で活動する。チアと吹奏の4年生は今、何を思っているのだろうか。法政大のふたりに聞いた。

小林愛弓さん(法政大学応援団チアリーディング部責任者)

 「高校2年のときのことでした。法政出身の祖父と神宮球場に行きました。野球部のために声を出し、観客の声をまとめる応援団に圧倒され、ひとめぼれしました」

 「入ってからは緊張の毎日でした。なぜなら1年生のチアには、2年生、3年生、4年生からのダンスチェックがあるのです。全部クリアしないと神宮で踊らせてもらえません。まずは『チャンス法政』です。これをクリアしないと、次の曲に進めません。しかも、全員合格しないとダメなのです」

 「わたくしのチア同期、いまは18人ですが、1年のときは20人を超えていました。昼休みも練習しました。おたがいに教えあい、チェックしあいました」

拡大する写真・図版法政大学応援団チアリーディング部責任者の小林愛弓(あゆみ)さん(人間環境学部人間環境学科、大東文化大学第一高校出身)。1月にあった箱根駅伝にて。4年生になってからの雄姿を切り取った写真は、今となっては貴重な一枚だ=同団提供

 「2年、3年と学年が上がり、責任が重くなってきました。そして、昨年12月の総会で、わたくしたちの役職が発表されました。チアリーディングの責任者に指名され、震えて、涙が出てきました。前任に熱い想(おも)いを託され、気を引き締めました」

 「箱根駅伝の応援が終わり、新3年生が初めて考えた演技がもうすぐ完成する、そんなタイミングで練習を中止にしました」

 法政のチアには「GENIES…

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