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 国の研究開発力を表す指標の一つである自然科学の論文数で、中国が米国を抜き、初めて世界1位になったとする分析結果を、文部科学省科学技術・学術政策研究所が7日発表した。研究開発費でもトップの米国に迫る勢いで、中国の存在感が際立つ傾向にある。

 研究所は、2016~18年にネイチャーなど約1万の科学誌に掲載された自然科学の論文約154万本(年平均)を分析。中国が論文数で約30万6千本、シェアで19・9%となり、研究大国の米国(18・3%)を抜いた。また、3位のドイツ(4・4%)、4位の日本(4・2%)を大きく引き離した。特に材料科学や化学、工学の分野では3割前後を中国が占めた。

 中国が1位になるのは、分析を始めた1981年以降初めて。10年前のシェアは8・6%だった。急上昇の背景には、豊富な研究費と、学生を外国へ送り出す人材育成がある。大学の研究費の伸びは、日本や欧米は8年前と比べて1・0~1・8倍にとどまるが、中国は10倍に増えた。さらに、世界最多の約32万人を米国に留学させている。米国で最先端の研究を学び、多くの論文を発表しているとみられる。

 他の論文に多く引用される「注…

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