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 沖縄県は7日、新たに10歳未満から90歳以上の男女100人が、新型コロナウイルスに感染したと発表した。県が発表した1日の感染者数としては、今月4日の83人を大幅に上回り最多。県内の感染者数は延べ889人となった。

 県によると、離島の宮古島市と石垣市で新たに20~40代の男女3人が感染。西表島(竹富町)でも、5日に感染確認した10代男性の濃厚接触者にあたる10代と50代の男性2人の感染を確認した。

 100人には、那覇市の繁華街・松山の飲食店従業員7人も含まれた。このほか沖縄地区税関職員の20代男性や、J2のFC琉球選手の20代男性も感染が確認された。

 県の集計によると、人口10万人あたりの新規感染者数は31・57人で、7日連続全国最多。コロナ対応の病床利用率は147・3%に上る。政府の分科会によると、7日に分科会が示した新たな指標6項目のうち、沖縄県は4項目を満たしているという。

 感染者の急増を受け、玉城デニー知事は7日の記者会見で、「医療資源を重症者に集中させるため、PCR検査を推奨する対象者を集中化させていく必要がある」と説明。患者の濃厚接触者であっても症状がない場合は、医療従事者や高齢者、基礎疾患がある人を除き、原則PCR検査はせずに2週間の健康観察とする方針を示した。

 県内ではPCR検査の急増で医療機関や保健所の人員不足が深刻化しており、玉城知事は「今回の措置は医療が必要な方へ、迅速かつ確実に医療を届けるための緊急的措置」として理解を求めた。また、県境をまたぐお盆の帰省についても自粛を求めた。

 一方、県は在沖米軍内での感染拡大に関して、新たに計4人の感染が確認されたと発表。感染者は、米空軍嘉手納基地(嘉手納町など)で1人、米海兵隊キャンプ・コートニー(うるま市)で3人という。米軍の報告を受けた県のまとめでは、7月7日以降の在沖米軍の感染者は、七つの基地で計299人になった。