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野武士集団 伊藤忠(5)

 「何としても財閥系商社に勝ちたかった」――。繊維営業で名をとどろかせた岡藤(おかふじ)正広氏(70)は、野武士集団と呼ばれる伊藤忠商事をどうやって業界首位に導いたのか。話を聞いた。

拡大する写真・図版伊藤忠商事の岡藤正広会長CEO=東京・北青山、迫和義撮影

 岡藤 正広(おかふじ・まさひろ)
1949年、大阪府生まれ。東大経卒。74年、伊藤忠商事に入社し、ほぼ一貫して繊維部門の営業を担当する。87年にアルマーニの独占輸入販売権を獲得。海外有名ブランドとの提携を幾つも手がけ、伊藤忠のブランドビジネスを築いた。2004年、繊維カンパニープレジデントに就き、歴代最長の6年間務める。繊維部門は09年3月期まで8期連続で増益を達成した。10年、社長に就任。18年会長CEO(最高経営責任者)。ファッションにこだわりがあり、スーツは年間20着つくる。メガネは50~60本所有する。

 ――時価総額と株価が6月、三菱商事を抜いて業界首位に立ちました。

 「基本に忠実に、コツコツと(実績を)積み重ねていった結果でしょうね。狙ってできるもんじゃない」

 「いかに社員が働きやすい環境をつくるか。いかに効率をあげるかを常に考えてきた。一番大きいのが朝型勤務。残業時間や経費が減り、社員も家庭で過ごす時間が増えた」

 ――社長に就任した10年前は、どんな状況でしたか。

 「業績が悪かったので学生の人気がなく、給与も低かった。万年4位。歴代社長がせっかく(財務体質を)きれいにしてくれたから、反転攻勢をかけないといかんと思った。ギアを変えた」

 ――何を変えまし…

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