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 豊洲や有明といった東京湾の「湾岸エリア」に温泉施設が相次いでつくられている。遊休地が多く、東京五輪・パラリンピックの競技場建設で来訪者の増加が見込まれたことも後押しした。だが、大会は新型コロナウイルスの影響で延期になり、観光需要も見通せない。まちづくりはどう進むのか。

 6月中旬、有明に大型ショッピングセンターが開業した。住友不動産が開発した「有明ガーデン」の中核施設で、200近い店舗が入る。露天風呂のある「泉天空の湯」も同時にオープン。今月1日にはホテルの運営が始まり、来年には劇団四季の専用劇場も開く。

ホテルのシェフ監修

 泉天空の湯は地下1500メートルからくみ上げる天然温泉が売りだが、新型コロナの影響で行政手続きが遅れ、現在は水道水を沸かしている。今秋には温泉に切り替えられる見通しという。「女性も来たくなる施設」を目指し、女性専用の休憩室もつくった。シャンプーやリンスはホテル仕様。館内のレストランもホテルのシェフが監修する。

 客層は5キロ圏内の住人を中心に、併設するホテル宿泊客も利用する。平均的な滞在時間は2時間で、担当者は「買い物や食事と併せて楽しんでもらいたい」。

湯河原、箱根の湯

 有明から1・2キロ離れた豊洲には2018年に開場した豊洲市場があり、23年春には「千客万来施設」が開業する。観光客や買い物客を呼び込もうと、都が市場の一画を貸与し、事業者を公募。全国で温泉施設を運営する万葉倶楽部が地上3階建ての商業棟と、地上10階建ての温泉・ホテル棟を建てる。当初は昨夏に全面開業の予定だったが、市場の移転延期でずれ込み、今年10月に着工する。

 湯は湯河原や箱根の源泉湯60トン以上を毎日タンクローリーで運ぶ予定で、「旅館のようにくつろいでもらいたい」と担当者。平均滞在時間は6時間以上を見込み、1日1500人、年間55万人の利用客を目指す。市場見学者や国内観光客をターゲットにする。

 一方、青海(あおみ)には03…

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