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 沖縄県は8日、新たに10歳未満から80代までの男女84人が、新型コロナウイルスに感染したと発表した。県内の感染者数は、延べ973人となった。

 県によると、6日までにクラスター(感染者集団)の発生した那覇市の認可保育園で、職員と園児計15人の感染を確認。このクラスターに関係する複数の園児の感染が新たに判明し、8日の感染者84人のうち、10歳未満の男女が14人に上った。

 県の集計によると、7日までの1週間の人口10万人あたりの新規感染者数は33・56人で、8日連続で全国最多となった。一方、病床の逼迫(ひっぱく)を受けて県が無症状者や軽症者の自宅療養を進めたことで、8日のコロナ対応の病床利用率は7日の147・3%から118・9%に減少した。

 また、県医師会は8日、今月1、2日に那覇市の歓楽街・松山の飲食店従業員やその家族計約2千人を対象に実施した集団PCR検査で、86人の陽性が確認されたと発表した。このうち10人は8日までの県発表分に含まれている。陽性率は4・1%。4割が無症状で重症者はいないという。県は今後、検査機関からの報告を精査した上で順次発表するとしている。

 このほか県は、在沖米軍内での感染拡大に関して、新たに計7人の感染が確認されたと発表。感染者は、米空軍嘉手納基地(嘉手納町など)で1人、米海兵隊キャンプ・コートニー(うるま市)で6人。米軍の報告を受けた県のまとめによると、7月7日以降の在沖米軍の感染者は、7基地で計306人となった。(藤原慎一)