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 中学や高校などの吹奏楽の団体が出場する「県青森地区吹奏楽大会2020」が8日、青森市のリンクステーションホール青森で開催された。新型コロナウイルスの影響で中止された全日本吹奏楽コンクールなど各種演奏会の代替事業。各団体の出場者たちは、堂々とした演奏を披露した。

 大会は県青森地区吹奏楽連盟が、「これまでの練習の成果を発表する場を設けてあげたい」と企画。大会には小・中学校の部に7団体、高校以上の部には社会人吹奏楽団1団体を含む8団体が参加した。

 会場入り口にはサーモグラフィーや消毒液を設置。観客は部員の保護者を含む関係者に限定し、演奏団体ごとに入れ替えたほか、閉会式や表彰式を行わないなどの感染防止策がとられた。

 県立青森北高校(青森市)は、「ベニー・グッドマン・メドレー」などソロパートをふんだんに取り入れたジャズ2曲を29人で情感豊かに演奏した。部長の対馬玲菜さん(3年)は「コロナで思うように練習できなかったけど、こうした発表の場があって引退できることが幸せ。さっぱりした気持ちです」と笑顔で話した。

 大会の結果はホームページ上で同日中に発表され、賞状などは後日各団体に送られる。(仲川明里)