【動画】コロナ禍でダイバーが来ず元気なソフトコーラル=岡田和彦撮影
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 伊豆の海はダイビングシーズンを迎えたが、今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で、訪れるダイバーは少ない。人気のダイビングスポットである静岡県沼津市の淡島では、ダイバーによるダメージが少ないこともあってソフトコーラルが元気だ。

 平沢マリンセンターの朝倉一哉センター長(51)に案内してもらった。淡いピンク色のサボテンのような姿をしたオオミナベトサカ、子どもの背丈ほどもあるトゲトサカ、岩を黄色く染めるキバナトサカが餌を食べるため花のようなポリプを開き、色鮮やか。オオミナベトサカは大群落を作っており圧巻だ。

 淡島のポイントは水深30メートルと深く、流れも早くて上級者ダイバー向け。元々、フィンで生物を蹴ってしまうなどダメージを与えるダイバーは少ない。更に今年は、コロナ禍での営業自粛(4月13~5月31日)が開けた後もダイバーたちが帰って来ず、手つかずの自然が守られている。

 朝倉さんは「皮肉な結果だが、これからもダイバーにマナーを守るよう呼びかけ、元気な姿を維持していきたい」と話した。(岡田和彦)