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 水郷柳川の夏の風物詩「灯(あか)り舟」の運航が福岡県柳川市で7日夜、始まった。新型コロナウイルスの感染が再び拡大する中でのスタートとあって、今年は見知らぬ客同士の相乗りを避け、貸し切りに限定。1艘(そう)あたりの定員を10人にし、マスク着用や運航ごとの消毒など、できる限りの感染防止対策を施す。

 この日は午後6時から、同市の日吉神社船着き場に市や市観光協会の関係者らが集まり、神事の後、浴衣姿の観光柳川キャンペーンレディ「水の精」の3人と一緒に乗船。所々にライトアップが施され、幻想的な雰囲気の夕暮れの掘割を70分かけて巡った。

 市観光協会の高橋努武会長によると、コロナ禍で6、7月の川下り客は昨年の2~3割に落ち込んでいるという。ただ、観光客の灯り舟への関心は高く、協会には連日5、6件の問い合わせがあり、8日以降はほぼ毎日、数件の予約が入っているという。高橋会長は「感染対策は十分なので、市外の方にも地元の方にも、安心して柳川の夜を満喫していただきたい」と話している。10月末まで。(森川愛彦)

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