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 滋賀県は8日、新たに20~70代の男女10人の新型コロナウイルスへの感染を確認したと発表した。軽症か無症状。感染者数は実数で283人、再陽性を含めると延べ286人になった。

 10人のうち3人は、クラスター(感染者集団)が発生している草津市の南草津病院の30代の男性作業療法士と20代の女性看護師、50代の病院関係の女性医療職。同病院での感染確認は計27人になった。1人は甲賀市の特養で感染確認された人の家族。ほかに県内で感染確認された人の濃厚接触者の大津市在住の同僚で60~70代の男女2人など。

 三日月大造知事は8日の全国知事会のWeb会議で、感染者らの人権への配慮や、医療機関、夏休み中の子ども食堂や大学への支援などを提案した。

 感染者らへの人権では「クラスターが出た職場、家族、医療・介護従事者らへの誹謗(ひぼう)中傷の電話が相次いでいる」とし「知事会としてもメッセージを出せないか」と求めた。会議後、三日月知事は「かかった人が悪いのではない。不安な気持ちはわかるが、お互いを思いやるよう努めてほしい」と県民に呼びかけた。(寺崎省子)