拡大する写真・図版オンラインお座敷で、玄関周辺を案内する如月太夫(中央)=京都市下京区の輪違屋、筋野健太撮影

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 江戸期ににぎわい、幕末にはあの新選組も訪れたかつての花街、京都・島原。この地で300年を超える歴史を持ち、今も唯一、営業を続けるお茶屋兼置屋「輪違屋(わちがいや)」(京都市下京区)で6月、史上初の試み「オンラインお座敷」があった。研鑽(けんさん)を重ねる太夫(たゆう)が芸と美で客をもてなす世界。「一見(いちげん)さん」は無論、取材のカメラが入ることもめったに許されない場で実現したライブ配信に密着した。

 輪違屋と言えば、太夫をはじめ女性たちの目線から新選組を描き、映画やテレビドラマにもなった浅田次郎氏の小説「輪違屋糸里(いとさと)」でも知られる。春先以降、輪違屋でも新型コロナウイルスの影響で宴席の機会が激減。そのため、オンライン会議システムの「Zoom」を使った有料(2500円)での生配信が企画された。10代目当主の高橋利樹さん(71)にお願いし、記者も特別に、ライブ配信の一部始終をその場で取材させてもらうことにした。

 ふだん輪違屋は「観覧謝絶」を玄関に掲げ、一見さんはお断りだ。オンライン配信は初の試みだったが、ふたを開けてみれば主催者の事前の予想を上回り、北海道から沖縄まで、全国から400人超が生中継を見届けた。

 冒頭、中継画面には威風堂々と…

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