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 水深約30メートル。原形をとどめたままの高角砲が伸びる船体に、無数の小魚が群れる。戦争中、小笠原・父島(東京都小笠原村)の海底に沈んだ多くの船。一部はダイビングスポットとして人気を集める。

 東京・竹芝桟橋からの定期船が入港する二見湾。7月末、埼玉県から訪れた川島里美さん(46)は、ダイビング歴約20年という。「生活圏のなかに、こんなに戦争の跡が残っているなんて」と驚く。海岸では、地元の子どもたちが海に飛び込んで遊んでいた。

撃沈された駆潜艇「第50号」

 小笠原の海には、輸送のために軍が徴用した民間船のほか、軍の艦船や航空機も眠っている。川島さんが海中で見た船は、地元では、船団の護衛に使われて敵の潜水艦を探知、攻撃する役割を担った「駆潜艇」で、形状などから「第50号」駆潜艇ではないか、とされる。

 「第50号」艇長を務めた川副…

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