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 新型コロナウイルスで有名になった妖怪アマビエに近い「姫魚」などを描いたり塗り絵をしたりするイベントが高知県立歴史民俗資料館(南国市)で開かれている。疫病を追い払う祈りの文化を、楽しみながら知ってもらおうとの狙いだ。

 姫魚は江戸時代に出現し、姿を描いて見ると病を免れると言い伝えられた「予言獣」。このコーナーでは姫魚の説明パネルを見ながら塗り絵を楽しんだり、同じように病気よけの願いが込められたとされる東北の郷土玩具「赤べこ」を折り紙で作ったりできる。

 高知市内から家族で訪れた小学4年の杉村歩有(ふゆ)子さん(9)は「塗り絵が好きなので楽しかった」。コロナ禍で遠出がしづらいこともあって近場の同資料館を訪れたという。

 同資料館は夏休みに合わせて23日まで毎日、このイベントを続ける。予言獣はじめ多様なテーマで学芸員が自由研究を支援する(事前申し込み必要)。コーナー展「疫病退散」も9月6日まで開かれている。(清野貴幸)