鈴木裕
新型コロナウイルスの影響で家庭での内食(うちしょく)が増えたことから、カット野菜やもやしなどの工場野菜が注目されている。野菜メーカー「サラダコスモ」(岐阜県中津川市)では、売り上げを1・7倍に伸ばした商品もあるという。電子レンジで簡単に調理できて、食べきりサイズというのが人気の理由らしい。
サラダコスモの本社に併設する観光施設「ちこり村」の直売所。カット野菜「100%有機野菜ミックス」「大豆イソフラボン」「ブロッコリーの新芽」など、食べきりサイズを中心に工場野菜が冷蔵棚に並ぶ。冬には鍋用カット野菜を扱うなど、常時、10種類ほどを販売する。
同社総合企画室の水野由貴さんは「緊急事態宣言のときはスーパーなどからの注文で出荷が追いつかず、直売所に商品が回ってこなかった」と話す。
新型コロナの影響で食のスタイルが内食にシフトした3月末ごろから、工場野菜の需要が高まり、もやしは過去最高の生産量になった。「スルフォラファンスプラウト」は1・3倍、お徳用サイズのカット野菜は1・7倍に生産量が伸びた。
全国5カ所の工場はフル稼働し、「ちこり村」が営業自粛していた4月中旬から1カ月間は、観光施設のスタッフが近くの工場に応援に行ったという。
工場野菜は、袋のまま電子レン…
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