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(10日、甲子園交流試合 花咲徳栄3-1大分商)

 大分商の右腕川瀬にとって、甲子園の持つ独特な雰囲気は想像以上だった。「緊張はしなかったけど、どこの球場とも違った」

 悔やんだのは3失点した一回だけ。1死二塁から3連続四死球で押し出しを許すと、2点適時打を浴びた。プロも注目する重い直球が自慢だが「狙われると思い、変化球でかわしていこうと思ってしまった」。その制球が乱れた。

 だが、二回以降は直球主体に組み立て、最後までゼロを並べた。六回、142キロ直球をズバリと投げ込み、見逃し三振を奪って拳を握った。「大舞台でも縮こまらず、出せるものを出す」。次の目標は定まった。