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 10日午前10時10分に全国各地で一斉に、夏の高校野球の大会歌「栄冠は君に輝く」を演奏しようという企画「#みんなで栄冠」に、道内からも札幌市の小学5年生、辻望々香さん(11)が参加した。去年11月に始めたクラリネットで、あこがれの甲子園を思い描きながら明るい音色を奏でた。

 「#みんなで栄冠」は、新型コロナウイルスで中止になった夏の甲子園の開会式を予定していた10日午前に、大会歌を各地で演奏、合唱しようという試みだ。

 望々香さんがクラリネットを始めたのは、札幌大谷高校野球部の3年生で、兄の駿也さん(17)の試合で見た吹奏楽部にあこがれたから。昨年春の選抜大会で甲子園球場に応援に行き、大勢の吹奏楽部員が一つの音を奏でる様子に「かっこいい」と感動した。

 大会歌は1週間前から、毎日1時間練習してきた。この日は甲子園で交流試合が開幕。中継の画面の前で、少し詰まりながらも最後までしっかり吹ききった。「今日は50点。これからも練習したい」と望々香さん。「いつか甲子園で演奏したい」という思いを胸に、今後もクラリネットを続けていくという。(川村さくら)