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 すべての人が平和で安心して暮らし続けるための国際目標「SDGs」が試練にさらされている。コロナ禍で貧困・格差は深刻になり、雇用は世界的に悪化している。日本でも弱い立場の人がしわ寄せを受け仕事を失う。ハラスメントの問題も根深い。

経営難がもたらすハラスメント

 「世界経済が崖から崩れ落ちたようなものだ。労働市場で不利な立場にいる人たちが最も苦しんでいる」

 国際労働機関(ILO)のガイ・ライダー事務局長は、朝日新聞SDGsプロジェクトのエグゼクティブ・ディレクター、国谷裕子さんとのインタビューで危機感を示した。

 ライダー事務局長は、今年第2四半期に世界の労働時間が14%失われたとの試算をもとに、フルタイム労働者の換算で4億人分の仕事が消えたと訴えた。

 感染が世界中に広がるなか、経営難から従業員を減らす企業が多い。雇用が不安定になることで、仕事上のハラスメントはより深刻になっている。

 こうした状況下で問われるのが、SDGsにおける目標の一つ「持続可能な経済成長と働きがいのある人間らしい仕事(ディーセント・ワーク)の促進」。目標の重要性とともに達成の難しさが再認識された。

 SDGsは2015年の国連総…

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