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 「山の日」の10日、山の資源を生かした取り組みや魅力の発信などを考えるイベントが、佐賀市の旧富士小学校を改修した「SAGA FURUYU CAMP」であった。佐賀県内で林業や農業、民宿や地域産業に関わる人や、地域おこし協力隊のメンバーら約20人が参加した。

 中山間地域の活動やネットワークづくりを後押ししようと、県が今年度から「山の会議」(仮)と銘打って始めた事業の一環。県内を脊振山系、嬉野・武雄、太良・鹿島、唐津市・玄海町の半島・離島の4ブロックに分け、参加者がそれぞれの地域の魅力や課題を紹介し合った。

 嬉野市の茶農家、三根孝之さん(33)は、高齢化で耕作放棄地が増えていることや、民家の近くまでイノシシが来るようになったことなどを説明。「幼いころから身近にあった山や茶畑だが、今の子どもたちはイノシシや、それに付着しているマダニなどが心配で遊びにくくなっている」と話した。

 10月には各エリアで会議を開く予定。(福井万穂)