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 10日夕(米東部時間)、米首都ワシントンのホワイトハウスのそばで銃撃があり、ホワイトハウスで記者会見中だったトランプ大統領が、会見を中断して退避した。トランプ氏によると、「容疑者」が大統領警護隊(シークレットサービス)に撃たれ、病院に運ばれたという。

 トランプ氏が記者会見を始めた直後、警護担当者が耳打ちし、トランプ氏は退室。しばらくして戻ったトランプ氏は「ホワイトハウスの外で銃撃があり、警護官に撃たれ誰かが病院に運ばれた。撃たれたのは『容疑者』だ」と述べた。容疑者は武器を持っていたとしているが、動機や容疑者が何をしたのかなど、詳細は明らかにしなかった。

 警護隊によると、銃撃があったのは、ホワイトハウス西側。男と警護官1人が病院に搬送されたという。ホワイトハウスへの侵入や要人への危害はなかったとしている。建物の外にいた米FOXニュースの記者はトランプ氏が記者会見開始後に、発砲音が2度続けて聞こえたと話した。

 トランプ氏は「世界は危険な場所だ」と述べた。トランプ氏は5月末に黒人差別への抗議運動がホワイトハウスの外で行われ、数百人が警官隊と小競り合いを起こした際にも、ホワイトハウスの地下壕(ごう)に退避している。(ワシントン=香取啓介)