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 教育実習の代わりに大学の授業で単位を取ることを認め、やむをえない場合は実習なしでの免許取得も可能に――。文部科学省が発表した今年度限りの特例措置に、教員志望の学生は複雑な思いでいる。コロナ禍で対応に追われる学校現場は歓迎するが、来年度の新人教員をどう育てるかという課題も浮上している。

 「教育実習をしなくてもいいなんて」。中学教員をめざし、すでに実習をすませた大阪市の国立大4年の女子学生(22)は驚く。「学校で大勢が感染するなど不安な状況のなか、仕方ないことかも」と話すが、「現場で実習を受けた人と受けずにすんだ人が生まれて、不公平だと思う」と不満も漏らす。1学期に小学校で実習をした横浜市の私立大4年の男子学生(22)は「実習ではかけがえのない体験ができるのに、それをせずに先生になる人はかわいそうでは」という。

 実習先がまだ決まっていない学生はどうか。高校教員をめざしながら実習校が確定していない都内の私立大4年の女子学生(21)は「安心したが、もっと早く方針を出してほしかった」。都内の私立大4年の女子学生(21)は実習先が見つからず、教師の道をあきらめ、就職活動をしている。「もっと早く方針を決めてくれればあきらめずにすんだかもしれないが、もう振り返りたくない」と語った。

 一方、教育現場からは歓迎の声があがる。

 大阪府教育委員会は学校再開を…

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