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 プロ野球の斉藤惇コミッショナーとサッカー・Jリーグの村井満チェアマンは11日、今後、選手らに新型コロナウイルスの感染者が出て管轄の保健所の認定が間に合わない場合、球団・クラブなどで独自に濃厚接触の疑いがある人を特定、隔離し、専門家の意見を聞きながら試合の開催をめざす方針を表明した。

 この日、日本野球機構(NPB)とJリーグが合同で設置する対策連絡会議の会合があり、その後の会見で明らかにした。7月26日のJ1広島―名古屋、今月2日のプロ野球ソフトバンク―西武などが、保健所による濃厚接触者の認定が間に合わないことなどから中止になった。

 斉藤コミッショナーは「クラスター(感染者集団)でなく、1~数人程度の感染ならば、濃厚接触者を我々で判断して試合を開催出来たらと思う。そのためにしっかりと行動記録をとり、専門家の意見も聞きながら、保健所とも連絡をとりあっていくことが大事だ」と述べた。

 村井チェアマンも「保健所の判断を待たずに、独自に濃厚接触の疑いがある選手を隔離していくことがリスクマネジメント上、求められている。その上で、出来ると判断すれば、試合を行っていくことになる」と語った。