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 「盆地テクノ」という独自の音楽スタイルと凝ったミュージックビデオが人気を集める、岡崎体育。「“じぶん的無敵ライフ”を考える」をテーマにスマホの画面だけで60分放送するNHKの番組「よなよなラボ」(毎月1回土曜深夜)のMCを3人組バンド「ヤバイTシャツ屋さん」(ヤバT)とともに務めている。新しい表現を模索し続けている31歳のシンガー・ソングライターに、番組の向き合い方、ヤバTとの関係、目標という紅白歌合戦への思いなど話を聞いた。

拡大する写真・図版岡崎体育=伊ケ崎忍撮影

コロナ禍前から「リモート」

 ――「土曜深夜の辺境レボリューション」と銘打った2018年からの生放送番組「テンゴちゃん」をリニューアルして今年4月から「よなよなラボ」が始まりました。出演者全員がリモート出演で、「テレビ離れ」が進む若い世代を意識し、スマートフォンの画面だけで番組に出演しています。放送が始まって数カ月たちましたが、どのような手応えを感じていますか。

 リニューアルすることを聞いた時は「テンゴちゃん」に愛着があったので、ショックでした。付き合ってた彼女が説明もなしにプチ整形してきたみたいな。自分自身のことを「ひよこ体質」って言っているんですけど、最初に見たものを親だと思うような節があり、なじみのあるものが良いと思うタイプなんです。ただ、時間がたつにつれ、「よなよなラボ」にしかできないこととかあるな、と思っています。今、ほとんどの番組がリモート形式の番組をやっていますけど、コロナ禍の影響なしに(コロナ禍以前から)、このアイデアをNHKの制作陣が出してくれました。だんだん慣れてきましたし、リモート収録、スマホだけで番組を作る面白さにやりがいを感じています。

拡大する写真・図版15日深夜の「よなよなラボ」では、ラッパーのR―指定(右下)やライターのカツセマサヒコ(右上)ら、ジャンルを超えた言葉のプロとつながる=NHK提供

 ――リモート収録はどうですか。

 基本的に会話は、面と向かってするものじゃないですか。リモート収録となると、タイムラグが生じて場の雰囲気がつかみにくくなることもある。でも、リモートだからこそ面白くなることがあると思うんです。芸能人がするインスタグラムのライブ配信を、視聴者が慣れてきているし、今後それが主流になるかもしれない。テレビの体質を変えようとしている番組だと思うので、その先駆けというか、モデルの一つになったらいいな、と。

 ただリモートの場合、彼ら(ヤバT)と番組で会えないですからね。収録が終わった後に「お疲れさまでした」と行って、タクシーに乗って帰ることがないというのを思うと、寂しいという気持ちはあります。

 ――ミュージシャンの2組がMCというのも、芸人がMCと違って新鮮です。

 (テレビ局は)面白い番組を作…

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