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 高校を卒業していない人たちが受験する高校卒業程度認定試験(旧大検)が12日、全国で始まった。コロナ禍の影響で、今回の第1回試験の出願者数は前年度より2割以上減った。東京会場となった一橋大学国立キャンパスでは、全受験生への検温を行うなどの感染防止策がとられた。13日まで行われる。

 この試験は1年に2回あり、病気や経済的理由などで高校を中退したり、中卒だったりする人が大学進学や就職などのために受験する。第1回試験の出願期間は4月6日~5月12日だったが、出願者は9206人で、前年度より2654人(22・4%)減った。文部科学省によると、緊急事態宣言が出された期間と重なり、出願を控えた人が多かったと推測されるという。

 東京会場では、約1300人が受験。全員に会場で検温を行い、座席も2メートルほど離した。第2回試験は11月7、8日に予定されており、出願は9月14日まで。(伊藤和行)