拡大する写真・図版遊語部の生徒とともにエコラップ作りのワークショップで講師を務める山口千恵子さん=2月、札幌市北区

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 小学生の時、中国から日本に来た札幌市の市立札幌大通高校教諭、山口千恵子さん(34)。中学進学時に移り住んだのは札幌市厚別区のもみじ台団地だ。

 北海道中国帰国者支援・交流センターによると、道内の帰国者と家族は推計約1500人で、その7割は札幌市に集まっている。なかでももみじ台団地は帰国者の家族が多く、彼らのコミュニティーもあり、山口さんも孤立することはなかった。他の帰国者家族の家庭と同様に、両親との会話は中国語、見るテレビも中国の番組。はやりのJポップには疎く、学校の友だちから仕入れた。

苦しい日々、抜け出せた

 小学校に続き、中学でも初めは勉強についていけず、定期テストは全科目平均で20点くらいだった。母の佐藤淑子(よしこ)さん(56)の勧めもあって、3年生になると学習塾に通いはじめた。中国で中学校教員を務め、教育熱心だった淑子さんは、仕事を変えて塾の送り迎えをした。「日本に来た時点で私の人生は半分終わり。自分の人生より子どもを育てることに一生懸命取り組もうと決めていました」

拡大する写真・図版山口千恵子さんの母の佐藤淑子さん

 塾の効果は1、2カ月で表れた…

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