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 4~5月の新型コロナウイルス感染拡大による人々の行動の変化を、愛知医科大と福島県立医科大、鹿児島大の研究チームが調査した。マスクを「いつもしている」と7割の人が答え、昨年も「いつもしていた」人(1割弱)から大きく増えていた。研究チームは「行動を一変させるほど新型コロナウイルスの影響は大きい」と説明している。

 研究チームは4月24日~5月8日、東京、愛知、福島、鹿児島の4都県の計5450人(16~89歳)を対象に郵送で調査した。回収率は東京が7割強、愛知は7割弱、福島と鹿児島が5割強と、早い時期に緊急事態宣言が出された都市部で高い傾向があった。

 今年のマスクの着用について、「いつもしている」と答えたのは70%。「かなりしている」の24%と合わせてほとんどの人が着けるようになっていた。一方で昨年の状況を聞いたところ、「全くしていなかった」「ほとんどしていなかった」が合わせて72%。「いつもしていた」は8%だった。

 手洗いについても、今年は「いつもしている」「かなりしている」が計96%。昨年は計63%にとどまっていた。

 外出に関する質問では、「以前からほとんどない」と答えた人を除くと、50人以上が参加する大規模イベントや外食はそれぞれ9割超が「昨年より減った」と回答した。仕事の出張が「減った」と答えた人は7割超にのぼったものの、「増えた」「変わらない」も15%あった。

 新型コロナウイルス感染症について「明確に不安を感じている」「漠然とした不安がある」といった何らかの不安を98%の人が感じていた。また、29%は「不安に加え、恐怖を感じている」と答えた。

 愛知医科大の鈴木孝太教授(疫学・公衆衛生学)は「ほとんどの人が不安を感じ、恐怖を抱く人も3割近くいた。また、マスクや手洗いなど、行動の変化が一気に起こっていることが見てとれる。関心の高さが通常の健康問題とは大きく異なる」と話した。(木村俊介)

【調査の自由記載欄に記された主な意見】

●治療薬やワクチンが開発される…

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