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 近鉄奈良駅に近い東向北(ひがしむききた)商店街(奈良市)で、飲食店などの前の歩道にテーブル席をつくって、外で食事が楽しめる「きたまち青空テラス」が8月から始まった。新型コロナウイルス対策で室内の3密を防ぐ狙いがある。

 国土交通省や奈良市によると、テラス席をつくるには路上利用の占用許可基準の制限があり、これまで実現が難しかった。ただ、同省が6月、新型コロナウイルスの影響で売り上げが減る飲食店の支援のため、基準を暫定的に緩和。人が歩ける空間の確保などの条件を満たし、自治体と商店街などが協力して申請し、許可が出ればテラス席をつくれるようになったという。

 東向北商店街ではカフェなど10店舗が参加。日差しよけのパラソルの下、テーブル席に座って食事を楽しめる。11月まで続ける。商店街振興組合理事長の野崎尚利さん(63)は「町並みが外国のような華やかな雰囲気になった。店とお客さん、どちらからも好評です」と話した。(福岡龍一郎)

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