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 松江市は11日深夜、新たに4人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。4人は大規模なクラスターが発生した立正大淞南高校(松江市大庭町)の生徒で、軽症または無症状という。

 この結果、同校の生徒の感染者は計93人(うちサッカー部88人)。教職員2人と生徒の同居人1人、学校に仕事で出入りしていた70代男性とその同居人3人を合わせると、同校関係の感染者は計100人となった。同校のPCR検査は、県外に帰省中の17人を除き、すべての生徒と教職員の結果が出た。

 市によると、11日に感染を確認した4人のうち、3人は野球部の寮生で、1人は一般寮の生徒。野球部員の感染者は、10日に確認された自宅通学の1人と合わせて計4人となった。サッカー部員の感染者の割合が突出していることから、市健康部は「サッカー部から、学校内で他の生徒に感染が広がった可能性が高い。同じクラスで授業を受けるほか、トイレなどの設備も共用で利用している」。各寮の間の行き来はないという。

 同校の上川慎二教頭によると、感染を確認した野球部員4人は、同校が準優勝した「令和2年度県高校夏季野球大会」(7月17日~8月4日)の開催球場に出入りしていたという。

 同校によると、野球部員計108人のうち、85人が寮生で野球部専用寮に住む。2人一部屋(約8畳)で、サッカー部専用寮と同じく風呂、食堂は各1カ所で共用。4月以降、感染症対策として、共用部の換気▽アルコール消毒の実施▽食堂、風呂で密にならないよう時間を分けて利用▽対面での会話を避ける――などを呼びかけていたが、具体的な人数制限や時間制限は設けていなかったという。(浪間新太、長田豊)