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 京都府木津川市教委は、児童数急増で第2学舎を建設している市立城山台小学校の校区に住む新入生を対象に、来年度から特例措置として、市内の好きな小学校に通える「学校選択制」を実施する。「大人数の学校になじめない児童が少なからずいるので、門戸を開けた」と説明している。

 市教委によると、校区に関係なく、市内にある13の小学校のなかから通いたい1校を選べるようにする。対象児童は城山台小学校に入学する予定の児童と、新たに転入する児童。来年度に限り、すでに同小学校に在籍している児童も対象とする。児童急増期間の措置で、最低10年間は実施するとしている。

 今後、各小学校で受け入れられる児童数や、選択制を希望する児童数の把握をしていき、10月から受け付けを始める。急増する児童数への保護者の不安は、新型コロナウイルス感染症の拡大でさらに強まっているが、今回の選択制で解消につながるかは不明だ。

 同小の児童数は991人(6月1日現在)。来年度は1200人、ピークの2025年には1800人となる見通し。対策として敷地内に第2学舎を建設しており、職員駐車場のある場所に第2体育館の建設も予定する。同じ校区内に新たな学校の建設を求める市議会への請願は不採択になっている。(甲斐俊作)