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 米国で、トランプ大統領に反発する共和党員らが結成した政治団体「リンカーン・プロジェクト」が存在感を高めている。話題となる選挙広告を次々と繰り出し、トランプ氏の攻撃を続けているのだ。創設者は目的について「米国史上、最も腐敗し無能な大統領を追い出すこと」と語る。

 トランプ氏がよろよろと歩く映像に合わせ、男性のナレーションが語る。「米国経済は史上最悪、過去4カ月間の米国の死者は過去最多。ドナルド・トランプの対応は何か。自らが勝てない選挙を止めることだ」

 広告はさらに、戦争や大恐慌の際も大統領選は必ず行われたと強調。「我々は投票する。我々は米国を守る。選択は米国か、トランプかだ」と締めくくる。

 リンカーン・プロジェクトの広告の特徴は、極めて機動性が高いことだ。「我々は投票する」と題されたこの広告は、トランプ氏が7月30日に大統領選延期に言及したことを受け、翌日に公表された。他にも、問題発言など「旬のネタ」があればすぐに作成する。

 1月以来、これまでに約70本の広告を作成し、ユーチューブなどで公開した。共同創設者の1人、スティーブ・シュミット氏によると、再生回数は6月だけで10億回を記録している。「選挙広告の拡散という効果的な戦い方を示し、トランプ氏に政治的打撃を与えている」と自信を見せる。

 シュミット氏は過去に、ブッシュ元大統領(子)の選挙参謀を務めた、共和党旧主流派の一人。リンカーン・プロジェクトは他にも、トランプ氏の側近のケリーアン・コンウェイ大統領顧問の夫、ジョージ・コンウェイ氏ら共和党旧主流派が参加し、広告のメッセージも保守派の心をくすぐるものが多い。

 例えば、「アメリカの哀悼(M…

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