拡大する写真・図版キジリオオミミマウス(C) Marcial Quiroga-Carmona

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 南米アンデス山脈で哺乳類の生息調査をした米国とチリの研究チームが、標高6739メートルのユーヤイヤコ山頂でキジリオオミミマウス(キヌゲネズミ科)を捕まえた。これまでの野生哺乳類の生息高度の記録を大きく更新するもので、米科学アカデミー紀要に発表した。

 ただ、山頂を含む高地に植物は見つかっておらず、何を餌にしているか、厳しい気候の中でどう生き延びているのか、といった謎は残っている。

 米ネブラスカ大のジェイ・ストーツ教授らのチームによると、2013年、チリとアルゼンチンの北部国境に近い標高6200メートル付近でこのネズミが目撃されたことをきっかけに、今年2月、活火山として世界第2位の高さのユーヤイヤコ山を含む現地を調査した。

 わなを仕掛けるなどしてネズミの仲間を探したところ、標高4千メートルを超す地点で4種が確認された。このうちキジリオオミミマウスは、調査した最高地点であるユーヤイヤコ山の頂上でも捕獲できた。これまでは、ヒマラヤ山系のオオミミナキウサギ(ナキウサギ科)が標高5182メートルで捕獲され、また6130メートルで目撃されたのが、最も高地での哺乳類記録だった。

拡大する写真・図版ユーヤイヤコ山の斜面で捕らえられたキジリオオミミマウス (C)Marcial Quiroga-Carmona

 キジリオオミミマウスはアンデ…

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