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 福岡県は11日、新型コロナウイルスの検査に新たな手法を採り入れると発表した。PCRと同様の核酸増幅法の一つ「TMA」と呼ばれる検査手法で、県保健環境研究所(太宰府市)で実施。これにより、同研究所での一日の検査能力を300件から450件に増やせるという。

 TMA検査は、同研究所で昨年度から性病検査に使われている「パンサーシステム」という処理能力の大きい遺伝子検査装置を活用でき、PCR検査より少人数で対応できるという。

 ただ、PCRの方が結果は早く出るため、大規模クラスターの発生で検体の数が急増した時など、補助的な利用を想定している。県によると、都道府県の公的検査機関でTMA検査を導入するのは初めてという。(渕沢貴子)