[PR]

 難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)の女性患者(当時51)に対する嘱託殺人容疑で医師2人が7月に逮捕された事件を受け、日本脳性マヒ者協会「全国青い芝の会」が12日、広島県庁で会見し、安楽死や尊厳死が認められる社会が到来しないよう訴えた。声明文は今月6日に厚生労働省などへ送付したという。

 同会の矢賀道子会長は(55)は事件について「怒りと悲しみで心がいっぱいになった」と話し、「障害がある人もありのままに生きられる世の中になればと思います」と訴えた。

 声明文では「安楽死・尊厳死といわれる殺人事件は、命の選別を招きかねない。優生思想がもたらす行為を断じて許すことは出来ない」としている。(東谷晃平)