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 昨秋9月の台風15号で家屋の損壊が集中した千葉県の房総半島南部では、今もブルーシートで覆われた建物が目立つ。補助を受けても高額な修理費を払えない被災住民や、業者の不足で修理の順番待ちが長びく住民が、カビに覆われた屋内で暮らす。頼みの綱は地元ボランティアの応急修繕だが、コロナ禍で活動が制約されて苦戦が続く。

 「天井も畳もカビでいっぱい。体がどうにかならないか、ずっと怖かった。来てくれて感謝、感謝です」

 鋸南(きょなん)町の網代(あじろ)弥寿雄(やすお)さん(78)は6月半ば、防護服にヘルメット、マスク姿で自宅の修繕と消毒に汗を流した地元ボランティアらに何度も頭を下げた。

 台風15号と昨年10月の台風…

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