拡大する写真・図版ケニアの首都ナイロビで6日、新型コロナウイルスで亡くなった男性の葬儀で祈る人たち=ロイター

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 新型コロナウイルスのアフリカでの感染者数が7日までに、累計100万人を超えた。死者数は約2万2千人に上っている。先に感染が広がった欧米や中南米のような拡大にまでは至っていないものの、検査態勢が整っていない国が多いことなどから、実際の感染者数ははるかに多いとの見方もある。

 米ジョンズ・ホプキンス大の集計によると、アフリカ全54カ国のうち、欧州諸国と関係が深い南アフリカやエジプト、ナイジェリア、ガーナ、アルジェリアの5カ国で、全体の感染者数の約75%を占めている。特に南アフリカは7日時点で53万人以上に達し、世界全体で5番目に多い。

拡大する写真・図版ケニアとタンザニアの国境があるナマンガで5月、新型コロナウイルスの検査を担当するケニア保健省の職員ら=ロイター

 一方、死者数は欧米などに比べると少なく抑えられており、世界保健機関(WHO)は重症化しにくい若年層が多いことなどを理由にあげている。

 ただ、WHOアフリカ地域事務局のモエティ局長は「検査が不足している国が多く、実際の感染者はさらに多い」と認める。AP通信は、アフリカの感染者は500万~1400万人に達する可能性があるとの専門家の見方を伝えている。

 アフリカではこれまで多くの国々が国境封鎖や外出制限を実施してきたが、ケニアやルワンダなど、最近になって国際線の運航を再開する動きも出ており、今後は各国で感染が拡大する恐れもある。ルワンダのンガミジェ保健相は6日の会見で「経済(の維持)と集団感染の防止をどう進めていくかが大きな課題だ」と話した。

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