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 「バッサリ背中から斬られた。寝耳に水。アニメーションという『木』から広島に国際的な文化の『森』を育てようと頑張ってきましたが、無念です」

 世界4大アニメーション映画祭の一つで、35年の歴史を持つ広島国際アニメーションフェスティバル(広島市など主催)が大きな曲がり角を迎えています。今月20~24日の第18回大会は新型コロナウイルスの影響で上映やイベントを中止し、短編を対象としたコンペティションのオンライン審査のみ。これはこれで残念ですが、もっと衝撃のニュースがあって、再来年の次回は市の方針で音楽とメディア芸術を2本柱とする「総合文化芸術イベント」に一新されます。その「メディア芸術」の中にアニメがあり、コンペは維持する方針だそうですが、私が学生時代から慣れ親しんできた「ヒロシマ」は大きく変貌(へんぼう)することになりそう。

 初回からフェスティバルディレクター(FD)を務めてきた木下小夜子さん(75)にインタビューしてきました。昨秋、市での会議で突然「新方針」を告げられた時の思いは、今回の本欄冒頭に記した言葉に集約されています。木下さんの携わる大会はこの第18回が最後となります。「今から思えばね……。市長選が終わると毎回、広島まであいさつに行き、『よろしくお願いします』『ご苦労様、頑張って』といったやりとりをしてきたんです。ところが昨年春は(3選を果たした松井一実市長に)ごあいさつしたいと連絡してもセッティングしてもらえなくて。平穏に見えても水面下で何かが進んでいたみたい」

 木下さんは世界のアニメ作家ら…

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