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 筋萎縮性側索硬化症(ALS)の患者に頼まれ、殺害したとして、医師2人が嘱託殺人罪で起訴された事件。うち大久保愉一(よしかず)容疑者(42)は10年ほど前から高齢者の延命治療を繰り返し批判していた。「安楽死」への提案を年々具体化させていた様子がうかがえる。

 「申し訳ない。死と向き合っている普通の医師の使命感ではやらない」。大久保容疑者の母親は起訴前、取材にそう声を震わせた。母親によると、医師を志すようになったのは小学6年生ごろ。スポーツは苦手だが、自然科学に興味がある少年で「優しくて思いやりのある子だった」という。

 逮捕前日の7月22日夜、大久保容疑者が開業する宮城県名取市のメンタルクリニックで診察を受けた女性も「ふだんは丁寧に話を聞いてくれる」と振り返り、「被害者に感情移入しすぎてしまったのだろうか」と首をかしげた。

 大久保容疑者は北海道釧路市の公立高校を経て、2003年に弘前大学(青森県)の医学部を卒業。厚生労働省で医系技官を務め、診療現場に出た。

患者にもらい泣き…いつから変化が

 大久保容疑者のものとされるツ…

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