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 新型コロナウイルスの影響で、帰省できない人たちに向けた墓参り代行サービスが人気を集めている。

 お盆初日の13日午後、福島県福島市の高台にある墓地では、「花の店サトウ」(同市笹谷)の社員ら2人が汗を流していた。猛暑の下、マスク姿で雑草を抜き、墓石に水をかけ、丁寧に磨きあげた。花と線香を供え、手を合わせて約1時間の「墓参り」を終えた。

 同店では、2017年から代行サービスを始めた。去年までは体力的に墓の清掃ができない高齢者の依頼ばかりだったが、今年はコロナ禍で帰省できない県外の若者の依頼が多いという。お盆期間だけで、例年は4件ほどだが、今年は10件以上予約が入っているという。

 作業を終えた同店専務取締役の佐藤純男さん(42)は、「帰省できない方の思いを込めて清掃させて頂きました」と話した。(小手川太朗)