[PR]

 昭和天皇が神奈川県藤沢市の江の島沖で採集した「コトクラゲ」が7月30日、同じ江の島沖で見つかり、新江ノ島水族館(藤沢市片瀬海岸2丁目)で展示されている。

 コトクラゲは、江の島沖の水深130メートルの岩礁域で、水中ドローンによる調査で発見・採集された。クラゲの仲間で、海底に付着し、プランクトンなどを食べて生きている。沖縄から相模湾までの海中に分布し、採集記録が極めて少ないことで知られている。

 同水族館によると、相模湾では1941年に昭和天皇が採集して以来、採集されておらず、79年ぶりの発見・採集という。同館の担当者は「コトクラゲを実際に見た人はほとんどいないと思う。この機会に見てもらえれば」と話している。(秦忠弘)