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 別府温泉(大分県別府市)にちなんで湯気をアレンジした「ソーシャル・ディスタンシング」のロゴマークが九州各地に広がっている。コロナ禍は観光地を直撃しているが、「新しい生活様式」で危機を乗り切りたいとしている。

 温泉マークの3本の湯気をそれぞれ人に見立て、間隔を空けることで「人と人との距離の確保」の重要性を表現している。市の外郭団体ビービズリンクが4月に独自に考案した。

 マスクやTシャツ、トートバッグにマークをあしらい、JR別府駅前の外国人向け案内所「ワンダーコンパス 別府」で一つ1千~1500円で売り出したところ人気になり、ネットでも話題に。

 暑い夏の屋外では自動販売機が目につくと考えた。今月11日に、ロゴマーク入りのマスクが買える自販機を啓発ステッカーなどでラッピングして、別府温泉「テラス御堂原」と宮崎市の繁華街「西橘通り」に設置。12日にも福岡市のキャナルシティ博多前に置き、ここでも近くマスクが買えるようになる。今後、福岡や宮崎を中心に九州各県の飲料用自販機約1万台にマークをあしらってもらう予定だ。

 売り上げの一部は別府市の「感染症対策おもいやり基金」に寄付する。ビービズリンクの後藤寛和コーディネーター(39)は「温泉地ならではのロゴマークで今後も『新しい生活様式』を啓発するお手伝いをしたい」。マークの取り扱いや商品についての問い合わせはビービズリンク(0977・76・5205)へ。(加藤勝利)