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 トランプ米大統領は13日、イスラエルとアラブ首長国連邦(UAE)が国交を正常化することで合意したと発表、「歴史的な和平合意」と自賛した。イスラエルによるヨルダン川西岸地区の一部併合は停止するとしている。

 ホワイトハウスが発表した米国とイスラエル、UAEの共同声明によると、トランプ氏と、イスラエルのネタニヤフ首相、UAEのアブダビ首長国のムハンマド皇太子が13日に電話会談し合意。

 共同声明は「この歴史的な外交成果は、中東地域の和平を前進させる」と意義を強調した。イスラエルとUAEの代表が数週間以内に、投資や観光、飛行機の直行便、治安、技術、エネルギー、文化、相互の大使館設立などに関して、両国間の合意に署名を交わすとしている。トランプ氏によると、署名式をホワイトハウスで行うという。

 トランプ氏はホワイトハウスで記者団に「(UAEの独立から)49年後、イスラエルとUAEが国交を完全に正常化させる。両国は大使館を開設し、大使を交換し、幅広い分野で協力を始める」と語った。そのうえで、「合意はより平和で安全で繁栄した中東を築き上げる重要な一歩だ。氷は解けてきた。ほかのアラブ諸国やイスラム諸国がUAEに続くことを期待している」と述べた。

 イスラエルは歴史的にアラブ諸国と対立。1979年、エジプトと平和条約を締結。94年にヨルダンとの平和条約を締結し、この2カ国とは国交がある。米国は仲介役を担い、今年1月にはパレスチナ問題をめぐってイスラエル寄りの姿勢が鮮明な「中東和平案」を発表していた。(ワシントン=渡辺丘)

姿勢には温度差も パレスチナは反発

 イスラエルのネタニヤフ首相は13日夜、記者会見場に姿をみせると「今日、我々はイスラエルとアラブ世界との新たな平和の時代の到来を告げることになる」と切り出した。

 アラブ諸国とイスラエルとの間…

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