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 ベンチャー企業との協業を推進する会社「JR東日本スタートアップ」などが高輪ゲートウェイ駅前のフード&クラフトマーケット芝生広場でロボットによる配達サービスの実験をしている。街中での実用化や人手不足解消に向けた活用を検討するという。人との接触を避けられる利点もある。

 利用者はテーブルの上に置かれたオーダー用のQRコードをスマホで読み取り、専用サイトで注文。卓上の機械で支払いを終えると、広場にあるそば店から宅配ロボット「デリロ」がそばを運んで来る。

 デリロは自動運転やロボット技術を研究する「ZMP」が開発。あらかじめ広場の地図を記憶しており、カメラで読み取った景色を重ね合わせながら位置を把握し、配達する。進路に人がいれば止まったり、よけたりする。

 JR東日本スタートアップの柴田裕社長は「人手不足の問題を解決するために開発されたロボットだが、今の時代は非接触で宅配できるメリットもある。実験の結果をいかし、駅中や街の開発にもつなげたい」。

 新型コロナウイルス対策のため、入場は予約制。実験は16日まで(雨天中止)。午前11時~午後2時と、午後3時~6時に営業している。(神沢和敬)