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 沖縄県は14日、新たに10歳未満~80代の男女106人が、新型コロナウイルスに感染したと発表した。感染拡大が続き、玉城デニー知事は13日に県独自の警戒レベルを最上位に引き上げたが、観光客らへの来県自粛は求めなかった。背景には感染経路の変化がある。一方、米軍の感染拡大は十分な情報がなく、県民への影響も分かっていない。

 県が警戒レベルの判断根拠とするのは、療養者数や病床占有率など感染状況と医療体制に関する7指標。13日時点で5指標、14日には6指標で「感染蔓延(まんえん)期」(第4段階)に達した。レベル引き上げに伴って玉城知事は、県民に「買い物は原則1人」などの行動自粛を事細かに呼びかけたが、来県自粛要請は見送った。理由に挙げたのが、感染経路の変化だ。

 国立感染症研究所(感染研)の協力を得た県の分析によると、約2カ月ぶりに新規感染者が出た7月8日から、独自の緊急事態宣言を発令した7月31日までの感染者286人のうち、感染経路が判明した209人は「夜の街」49・8%▽「県外」6・7%▽「会食」9・6%▽「家族」13・9%だった。しかし、8月1日~10日の感染者764人のうち感染経路が判明した545人は「夜の街」26・8%▽「県外」1・7%▽「会食」15・6%▽「家族」20・4%で、県民の日常生活に関わる感染経路が増えていた。

 一方、別集計の在沖米軍は14日も新たに9人感染と、米軍の報告を受けた県が発表した。米軍関係の感染も連日で、県のまとめでは7月7日以降7基地で計328人。基地内で働く日本人従業員は14日、新たに3人の感染が確認されて計11人を数える。米軍以外の県内感染者で、県が感染経路を「米軍関係」と特定したのは、基地に出入りしていたタクシー運転手の男性1人だ。

 ただ、米軍からは基地外での行動履歴や住所など個別の詳細情報がほとんど報告されず、県は実態を把握出来ていないという。

 県内で連日2桁の感染が確認さ…

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