【動画】アフリカ南東部のモーリシャス沖合で座礁した大型貨物船付近を調査=国際協力機構(JICA)提供
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 インド洋の島国モーリシャスの沖合で長鋪(ながしき)汽船(岡山県)所有の大型貨物船が座礁し、燃料油が流出した問題で、日本から国際緊急援助隊として派遣されている外務省や海上保安庁の職員が14日、ビデオ会議システムを通じて会見を開いた。貨物船から北に10キロ先でも油が流れ着いているのを確認したという。

 団長を務める外務省の胡摩窪(ごまくぼ)淳志さんらは「マングローブ林や沿岸に付着した油の除去や清掃が課題になっている」と指摘。貨物船については「船内に残る油はほぼ回収された。今後は船の撤去作業に進んでいく見込みだ」と語った。

 隊員は6人で、モーリシャス政府からの支援要請を受けて、10日に日本を出国。現地での被害状況の調査や対策支援にあたっている。新型コロナウイルスの感染防止策として、隊員はマスクや防護服を着用。移動も制限されているという。(ヨハネスブルク=石原孝)