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 15日午前0時40分ごろ、東京都荒川区荒川1丁目のコンビニから、「買い物もせずただ出入りを繰り返している人がいる」と110番通報があった。駆けつけた警察官が、なたとハンマーを両手に持った男を駐車場で確認。警告に従わず近づいてきたといい、上空に向けて1発発砲した。

 警視庁は、近くに住む自称防水工の男(42)を公務執行妨害の疑いで現行犯逮捕した。調べに男は容疑を認め、「原因は私にある」と供述する一方、精神障害があるといい、同庁は経緯を慎重に調べている。

 荒川署によると、男はなたなどを振り回すそぶりも見せたといい、署員4人が拳銃を構え、「武器を捨てろ。撃つぞ」などと警告後、男性巡査長(33)が発砲。さらに署員2人が加わり、警棒と盾を使ってその場で取り押さえた。男は抵抗したといい、左手の骨が折れるなど負傷した。署員2人も打撲を負ったという。

 発砲について、署は「現時点では適正な職務執行だった」としている。現場は都電荒川線荒川区役所前駅近くの住宅街。