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(15日、甲子園交流試合 履正社10-1星稜)

 壊れそうな試合を立て直した。星稜の2番手野口が8点を追う三回から登板。5回1失点で「インコースを突く持ち味を発揮できた」と笑顔をみせた。

 ワンポイント起用の想定が一転、出番は早く、長かったが「準備はできていた」と肝は据わっていた。履正社打線は映像で分析済みで「追い込まれたら的を絞ってくる」。テンポよく投げ、考える暇を与えなかった。

 六回には強打者の小深田を135キロの内角直球で3球三振。「苦手と思う場所を突けた。思い描いたストーリー通りでした」。2年生左腕が自信を深めた。

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 星稜の4番内山は4打数無安打に終わった。九回の4打席目は左翼フェンス手前まで運んだが、もうひと伸びが足りず。「いい角度で上がったが、少し詰まった」。1年夏から主力で昨夏の甲子園準優勝メンバー。決勝で負けた相手に再び敗れた。「先輩の悔しい思いを背負って、次に向かってほしい」と後輩へメッセージを送った。