[PR]

 大分県豊後大野市で14日夜、約1万本の松明(たいまつ)が並ぶ小松明(こだい)火祭りがあり、原尻の滝周辺の田畑がオレンジの光で彩られた。よく晴れた夜で、滝の上には天の川やたくさんの星も見えた。ペルセウス座流星群のピークから間もないこともあり、流星も時折夜空を駆け抜けた。訪れた人たちは幻想的な夜を楽しんでいた。

 祭りは江戸時代に五穀豊穣(ほうじょう)を祈願する虫追いの行事として始まったとされる。昨年は台風10号の接近で中止。今年は新型コロナウイルスの感染拡大に伴い開催の可否が検討されたが、屋外の催しで、松明を並べるほか特にイベントもなく「密」は生じない、との判断で予定通り実施された。(寿柳聡)